【日本通信、再び謎の値下げへ。】
現在僕のメイン機のSIMとして使っている日本通信。10GB運用の通話5分かけ放題付きで1,390円と意味の分からない安さがウリ。そんな日本通信のプランが11月27日から変更されるの事で調べてみた。
こういうのって大手キャリアとかだとゴニョゴニョごまかして高くしたりしてるイメージだけど、そこは安心と信頼の日本通信さん。期待を裏切らない。当然ながらしっかり安くなっていた。
【20GBプラン→30GBプランへ増量。価格据え置き。】
結論から言うと今までの「合理的20GBプラン」が改訂され、「合理的30GBプラン」へとなる。税込みなんと2,178円。既存ユーザーも11月27日から自動的にデータ量が30GBへ増量されるとの事。価格据え置きなのが恐ろしい…利益でてんのかなこれ?
日本通信 | Yモバイル | IIJmio | マイネオ | ahamo | povo | |
~20GB | 4,015円 | 2,000円 | 2,178円 | 2,970円 | 2,700円 | |
~30GB | 2,178円 | 5,115円 | ||||
30GB〜 | 4,950円(100G) |
音声通話+データ通信対応の格安SIM系でざっくりとまとめるとこんな感じ。この料金表は割引などは一切無視しているので、学割を使ったYモバイル等は例外。あくまでシンプルに割引前を表示。今までの日本通信は20GBプランの料金はmineoと拮抗していたが、ここに来て頭ひとつ抜けた結果となった。
なお、povoについては、6か月で150GBというプランがあるので、実質的に1か月25GBプランというのは存在する。とはいえ、単純計算で月額2,163円くらいなので、日本通信には及ばない。しかもpovoはそこから5分かけ放題が別途550円かかる。
余談だがIIJmioは11月30日まで、20GBプランが1,700円となっている。クッソ安い。
改訂されたプランはこれだけでその他の10GB、1GBプランは価格はそのまま。残念だけどそれでも安いからね。
日本通信 | IIJmio | マイネオ | J:comモバイル | イオンモバイル | |
10GB | 1,390円 | 1,500円 | 1,958円 | 2,178円 | 1,848円 |
10GB使える格安SIM会社で並べても日本通信はすこぶる安い。
上でも述べたが、この中でIIJmioについては、11月30日まで10GBが12GBに増量した上に1,500円が1,200円になるといった暴挙に出ている模様。控えめに言って最高だと思う。
【相変わらずの懸念点はあるも…】
さて、これだけお安い日本通信ではあるけれども、やはり個人的な懸念点はひとつ。
それは「回線がdocomoのみ」といった所にある。
トラフィックの増大などが原因で、主に都市部ではつながりにくくなっていたdocomo。エリアチューニングを2023年夏までには完了させると発表していたが、人によっては現在もつながりにくい状態である事がSNSなどで見受けられている。
上記画像は僕の住んでいる函館の昼の通信速度。
特段利用に問題はないが、こればっかりは場所を選ぶので、どこでも対応出来るように他社回線の選択肢も欲しかった所。
ただ、逆に言えばdocomo回線が安定している地域であれば日本通信を使うメリットは十分。
結論:docomo回線が安定してれば選択肢に。
シンプルなプランで値段も安い日本通信は、docomo回線が安定していれば間違いなく選択肢の一つになり得るだろう。欲を言えば他社回線も選択させてほしいが、そこには今後に期待。
特にスマホの料金について知識が乏しい人は、格安SIMといえばYモバイルやUQを思い浮かべる人も多いと思うが、ここに「日本通信」という選択肢もあるという事を是非知って欲しい。
↓スターターパック。物理SIMまたはeSIMどちらか選んで利用可能。